【弁護士・士業の撮影】「敷居が高い」を払拭する。依頼者が"相談したくなる"法律事務所の視覚戦略とは?

こんにちは!アナタテラスの江藤です。
弁護士、司法書士、税理士といった士業の先生方から、ホームページ(HP)のリニューアルや撮影のご依頼をいただくことが増えています。

その際、多くの方が口にされる悩みがあります。

「威厳は出したいけれど、怖くは見られたくない」

「若手の弁護士も増えたので、親しみやすさをアピールしたい」

法律トラブルを抱えた依頼者は、人生でも最大級の不安の中にいます。 そんな時にHPに掲載されている写真が「冷たくて怖そう」なものだったらどうでしょうか?おそらく、問い合わせの電話をかけるのを躊躇してしまうでしょう。

今回は、数多くの士業撮影を行ってきたアナタテラスの視点から、「信頼(プロフェッショナル)」と「安心(親しみやすさ)」を両立させる撮影の具体策をお話します。


1. 写真で変わる「伝わるイメージ」

一口に弁護士といっても、扱う案件によって求められるイメージは異なります。
アナタテラスでは、先生の専門分野に合わせて撮影のトーンをご提案しています。

A. 企業法務・M&A・刑事事件(強さ・頼もしさ)

企業を守る、あるいは法廷で戦うイメージが必要な場合。

  • ライティング: 陰影を少し強めにつけ、立体感と重厚感を出す。

  • ポージング: 腕組みや、デスクに手をついてしっかりと前を見据える姿勢。

  • 視覚効果: 「この先生なら守ってくれそうだ」という揺るぎない自信を表現します。

重厚な書棚を背景に腕を組む、威厳と信頼感のある弁護士のポートレート写真。企業法務や強いリーダーシップを表現する撮影事例。

*生成AI画像ですが、これはチョットやり過ぎ(陰影をつけ過ぎ)だと思います。。

B. 離婚・相続・交通事故(傾聴・優しさ)

個人の悩みを聞き、解決に導く場合。

  • ライティング: 影を和らげたフラットで明るい光。

  • ポージング: 身体を少し斜めに構え、相手の話を聞こうとする前傾姿勢。

  • 視覚効果: 「この先生なら話しやすそうだ」という心理的な壁の撤去を目指します。

窓際で両腕を下ろして穏やかに微笑む、親しみやすい雰囲気の弁護士のポートレート。自然光を活かした明るい背景で「相談しやすさ」を表現した撮影事例。

同じポージングで比較すると…

弁護士の異なる撮影場所と光の違いの見え方

こんなにも違いが出ます。どちらが正解というのはありませんが、
「普段は右のような優しい雰囲気の先生だから、プロフィール写真の雰囲気は右の雰囲気で、
でもインパクトのあるイメージも出したいので、トップページとして使用する写真は左の重厚感がある感じが良いな。」
とトーンを変えた撮影もすれば写真にメリハリがついて相談者の目に止まりますし、写真そのものも様々なシーンで使い分けが可能になります。

写真も時代によって流行りの光、流行りの色もありますので、私たちアナタテラスにお任せいただければそこも意識して撮影に入らせていただきます。


2. 背景の「本棚」は最大の武器になる

スタジオ撮影にはない、出張撮影(オフィス撮影)ならではの強みが「背景」です。
特に弁護士事務所にある、法律書がずらりと並んだ本棚は、それだけで知性歴史を雄弁に語ります。

しかし、ただ本棚の前で撮れば良いわけではありません。 背景がごちゃごちゃしていると見ている人は情報量が多くて無意識にストレスを感じてしまいます。(本棚はあってもカラフルな本でしたり、本が倒れていたり、隙間があると違和感を感じてしまいます。)

アナタテラスでは、レンズを使い分けて背景の本棚を美しくぼかします。 こうすることで、「知的な雰囲気」だけを残しつつ、主役である先生の表情を際立たせることができます。これはスマホや簡易的なカメラでは出せない、プロならではの視覚テクニックです。

左は隙間なく整然と法律書が並んだ本棚、右は乱雑に本や書類が置かれた本棚の比較写真。弁護士事務所の撮影において、背景の整理整頓が与える印象の違いを示す事例。

3. 多忙な先生方の時間を守る「出張撮影」

「撮影はしたいけれど、裁判や打ち合わせで時間が取れない」 これが士業の皆様の共通の悩みかと思います。
スタジオへの移動時間も含めれば、半日仕事になってしまいます。

アナタテラスは会議室や応接室に機材を持ち込み、その場を簡易スタジオに変えます。
セッティングさえ完了すれば、撮影時間はプロフィール写真の場合1名あたり約10分〜15分です。

  • 10:00〜10:15 代表弁護士

  • 10:15〜10:30 パートナー弁護士

  • (隙間時間に内観撮影)

  • 11:00〜 アソシエイト弁護士

このように業務の合間を縫って効率的に撮影を行うことが可能です。
「いつの間にか終わっていた」と言われるスムーズさはご好評いただいているポイントの一つです。

法律事務所の会議室で行われている出張プロフィール撮影の様子。壁一面の本棚を背景に、黒Tシャツを着たプロカメラマンが大型照明機材を用いてスーツ姿の弁護士を撮影しているイメージ。

4. 「相談風景」というキラーコンテンツ

プロフィール写真と同じくらい重要なのが、「相談風景(カンバセーション・ショット)」です。
特に弁護士事務所の撮影ではほぼ確実に撮影必須になります。

先生が資料を指差しながら説明している横顔や、依頼者(役のスタッフ)の話に頷いている様子。
これをHPの「ご相談の流れ」「解決事例」のページに配置することで、Webサイトを訪れた人は「自分がそこで相談している姿」を具体的にイメージできるようになります。

「怖そう」という先入観を、「頼れそう」という確信に変える。 それが相談風景写真の持つ力です。

白基調の明るい会議室で、女性の相談者(手前・後ろ姿)の話を穏やかな笑顔で聞いている男性弁護士の撮影イメージ。自然光の中で親しみやすさと安心感を伝える相談イメージ。

最後に

弁護士選びは、人生を左右する大きな決断です。
だからこそ写真は「単なる紹介」を超えて「信頼の証」であるべきだと僕は考えます。

「いつもの優しいイメージの先生で撮影しつつ、見ている人にインパクトを残せるようなこういうカットを撮影するのはどうでしょうか?」 そんな相談から始められるのも、対話を大切にするアナタテラスならではです。

事務所のブランディングにお悩みの広報担当者様、事務局長様。 ぜひ一度、貴事務所の「空気感」を撮らせてください。

江藤耕治

フォトグラファー/代表

https://www.anatatelas.com/kozi-etoh
前へ
前へ

【クリニック・病院撮影】「予約が増える」医療ホームページの写真はここが違う。患者様の不安を消す「安心感」と「採用力」の撮り方

次へ
次へ

アナタハマル2(ミニゲームです)