採用ページの写真、どう撮る?応募者に伝わる撮影のポイントを解説

採用ページの写真撮影ガイド|応募者に伝わる4つのポイント
コーポレート撮影カメラマン 江藤耕治
こんにちは、アナタテラスの江藤です!採用ページのリニューアルのご相談をいただくとき、よく聞かれるのが「写真は何を撮ればいいですか?」というご質問です。
実はここ、文章よりも先に見られることが多い、意外と重要なポイントなんです。今日は、採用ページに掲載する写真を撮影するときに意識したいことを、出張専門カメラマンの立場からまとめます。
この記事のまとめ

採用ページの写真は、応募を検討している方が最初に目にする「会社の第一印象」のひとつです。本記事では、採用ページの写真がなぜ重要なのか、よく使われる写真の種類、撮影で意識したい4つのポイント、そして撮影前に準備しておきたいことを、出張専門カメラマンの立場からまとめます。きれいに撮ることよりも、実際の雰囲気が伝わることを優先するのが、採用ページの写真づくりのコツです。

1. なぜ採用ページの写真が重要なのか

採用ページの写真の印象比較|雰囲気が伝わる写真と伝わらない写真の違い

採用ページを見にきてくれた方は、文章を読み込む前に、まず写真でその会社の雰囲気を感じ取っていることが多いです。「ここで働く自分」をイメージできるかどうかは、応募を決める小さいけれど大事なきっかけになります。写真が果たしている役割を、2つに分けて見ていきましょう。

👀

写真は会社の「雰囲気」を一瞬で伝える

文章で「風通しの良い職場です」と書くより、実際の様子が伝わる写真の方が、説得力を持つことがあります。

✔ 雰囲気が伝わる写真があると
  • 応募前の不安が少し和らぎ、エントリーのハードルが下がりやすくなる。
  • 文章だけでは伝わりにくい「社内の空気感」を補える。
× 写真が少ない・古いままだと
  • 文字情報だけでは判断がつかず、応募を見送られてしまうことがある。
  • 実際のオフィスと印象が違い、面接時にギャップを感じさせてしまうことがある。

2. 採用ページでよく使われる写真の種類

採用ページでは、だいたい次のような写真が組み合わせて使われることが多いです。すべてを揃える必要はありませんが、候補として知っておくと撮影の計画が立てやすくなります。

  • ① オフィス全体・外観カット

    会社の規模感や立地、内装の雰囲気を伝えるカットです。採用ページのトップやファーストビューに使われることが多く、第一印象を左右します。

    採用ページに使うオフィス全体を写した撮影カット
  • ② 働いている様子のスナップ風カット

    パソコン作業や打ち合わせなど、自然な業務風景を切り取ったカットです。やらせ感が出すぎないよう、自然な表情を引き出すのがポイントです。

    社員が自然に働く様子を撮影したスナップ風カット
  • ③ 社員インタビュー風ポートレート

    社員紹介ページなどで使われる、1人にフォーカスしたカットです。服装選びについては以前の記事でも詳しく解説しています。

    採用ページに使う社員インタビュー風のビジネスポートレート
  • ④ チーム・座談会の集合カット

    複数人で会話している様子や、部署ごとの集合写真です。チームの雰囲気や人数感が伝わりやすいカットです。

    チームの座談会の様子を撮影した集合カット
  • ⑤ 福利厚生・オフィス設備が伝わるカット

    休憩スペースやカフェスペース、イベントの様子など、働く環境の魅力を伝えるカットです。

    福利厚生やオフィス設備の魅力が伝わる休憩スペースのカット

写真の種類別・優先度の目安

写真の種類主な使い道優先度
オフィス全体・外観採用ページのトップ・第一印象づくり◎
社員インタビュー風社員紹介・座談会コンテンツ◎
働く様子のスナップ職種紹介・仕事内容の説明◯
チーム・座談会部署紹介・社風の説明◯
福利厚生・設備働く環境の補足説明△

3. 撮影で意識したい4つのポイント

採用ページ用の撮影では、次の4点を意識しておくと、応募者に伝わりやすい写真になります。

  • ① 自然な表情を引き出す

    カメラを向けられると、どうしても表情が硬くなりがちです。業務中の自然な一コマを撮ったり、会話をしながら撮影したりすることで、力の抜けた自然な表情を引き出しやすくなります。

    会話をしながら社員の自然な笑顔を引き出す採用ページ用の撮影風景
  • ② 演出しすぎない・リアルさを大切に

    モデルのような完璧なカットよりも、実際の業務風景に近いカットの方が、応募者にとって参考になることが多いです。やりすぎた演出は、入社後のギャップにつながる場合もあります。

    実際の業務風景をそのまま撮影する採用ページ用の撮影風景
  • ③ 多様な社員・部署をバランスよく

    特定の部署や年代だけに偏らず、できるだけ幅広い社員の方に登場してもらうと、会社全体の雰囲気が伝わりやすくなります。事前にどの部署・誰に登場してもらうかをリストアップしておくとスムーズです。

    年代や部署の異なる社員をバランスよく撮影する採用写真の撮影風景
  • ④ 清潔感・明るさを整える

    背景が散らかっていたり、照明が暗かったりすると、どんなに良い表情が撮れても写真全体の印象が下がってしまいます。撮影前の整理整頓についてはこちらの記事でも詳しくまとめています。

    整理整頓された明るいオフィスと散らかった暗いオフィスの写真の印象比較
江藤耕治
撮影中、どうしても表情が硬くなってしまう方には、カメラを意識しすぎないように、あえて業務の話や雑談をしながらシャッターを切るようにしています。「いい写真を撮ろう」と力が入るより、自然な瞬間を待つ方が、結果的に表情の良いカットにつながることが多いです。

4. 撮影前に準備しておきたいこと

採用ページ用の撮影は、当日の進行がスムーズだと、表情にも余裕が出やすくなります。撮影前に次のような準備をしておくと安心です。

1
撮影対象の社員・シーンをリストアップする
どの部署の誰に登場してもらうか、どんなシーンを撮りたいかを事前に整理しておくと、当日の進行がスムーズになります。
2
オフィス環境を整えておく
デスク周りや壁面など、写り込みやすい場所はあらかじめ片付けておきましょう。整理整頓のチェックリストも参考にしてみてください。
3
服装の方向性をすり合わせておく
スーツ・オフィスカジュアルなど、会社としてどんな服装で登場してもらうかを事前に決めておくと、写真全体の統一感が出やすくなります。
4
当日のスケジュールを共有しておく
誰がいつ撮影に入るか、おおよその時間配分を共有しておくと、業務への影響を最小限にしながら撮影を進められます。
江藤耕治
採用ページの写真は、会社の魅力を伝えると同時に、入社後のギャップを防ぐ役割も持っています。「かっこよく撮る」より「らしさが伝わる」ことを大事に、一緒に写真づくりを考えさせてください。
「何を撮ればいいか分からない」という段階からでも、もちろんご相談いただけます。
江藤耕治
「採用ページの写真、何を撮ればいいんだろう」
と思ったら。

会社のコーポレート撮影、採用ページ用の撮影、ビジネスポートレートまで。
アナタテラスでは、撮影内容のご相談から承っています。
まずは「相談だけ」でも構いません。
応募者に伝わる採用ページの写真を、一緒に考えてみませんか?

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江藤耕治

フォトグラファー/代表

https://www.anatatelas.com/kozi-etoh
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