【ビジネスポートレート】撮影の服装・スーツ選びで印象が変わる|役員・士業・弁護士・院長のプロフィール写真

役員・士業・弁護士・院長のビジネスポートレート服装ガイド|スーツ選びと撮影準備のポイント
コーポレート撮影カメラマン 江藤耕治
こんにちは、アナタテラスの江藤です!普段は会社のコーポレート撮影や、病院・クリニックの撮影、役員・士業の方のビジネスポートレートを中心にお仕事をしています。
撮影のご相談で、とても多いのが「当日、何を着ていけばいいですか?」というご質問です。今日は、ビジネスポートレートの服装とスーツ選びについて、カメラマン目線でお話しします。
この記事のまとめ

ホームページ、採用ページ、名刺、SNSなどに使うビジネスポートレートは、服装ひとつで信頼感や親しみやすさの伝わり方が変わります。本記事では、役員・士業・弁護士・クリニック院長といった立場ごとの服装の考え方、スーツ・シャツ・小物の選び方、撮影前日から当日までの準備を、出張専門カメラマンの視点で解説します。「何を着るか」で迷ったときの判断材料にしてください。

1. なぜビジネスポートレートでは服装が大事なのか

整った服装と乱れた服装のビジネスポートレート比較|第一印象の違い

ビジネスポートレートは、会社や事務所、クリニックの「顔」として長く使われる写真です。表情や姿勢と同じくらい、服装は見る人が受け取る印象を左右します。理由を3つに分けて見ていきましょう。

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服装は「顔の次に」目に入る

写真の中で、顔のすぐ下にある襟元やネクタイは、思った以上に視線を集めます。

✔ 整っていると
  • 顔まわりがすっきりして、表情が主役になる。
  • 清潔感があり、誠実で落ち着いた印象が伝わりやすい。
× 整っていないと
  • 襟のヨレ、シャツのシワ、ネクタイの曲がりが目についてしまう。
  • サイズが合っていないと、肩や胸まわりに不自然なシワが出る。
江藤耕治
ビジネスポートレートは上半身のアップが多いので、襟元のちょっとした乱れが意外と目立ちます。「顔を撮るのに、なぜ服の話?」と思われがちですが、実は一番の仕上がりポイントなんです。
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写真は「長く・いろいろな場所で」使われる

一度撮ったビジネスポートレートは、想像以上にあちこちで活躍します。

✔ 長く使える服装だと
  • ホームページ、名刺、採用ページ、SNS、パンフレットにそのまま使い回せる。
  • 流行に左右されにくく、数年たっても古く見えにくい。
× 流行や季節感が強いと
  • 数年後に「この写真、古いな」と感じて撮り直したくなる。
  • 季節限定の服装だと、使える時期が限られてしまう。
江藤耕治
ビジネスポートレートは「今の自分」を写すものですが、同時に「これから何年か使う顔」でもあります。少しだけ先の未来を意識して選ぶのがおすすめです。

2. スーツ・シャツ・小物の選び方

ビジネスポートレート撮影前のスーツ・シャツ・ネクタイ選びの様子

ここからは、具体的な選び方を見ていきましょう。すべて「これが正解」というわけではなく、一般的に写真で失敗しにくいポイントとしてお伝えします。迷ったら、撮影前にカメラマンへご相談ください。

  • スーツの色は「紺・チャコールグレー」が基本

    紺やチャコールグレーは、顔色が落ち着いて見えやすく、ビジネスポートレートでは定番の色です。黒は場面によっては重たい印象になったり、生地の質感が写真では潰れて見えたりすることがあります。背景の色との相性もあるので、撮影場所(オフィスの壁の色など)を伝えていただけると、より提案しやすくなります。

    ビジネスポートレートにおすすめのスーツカラー比較|紺とチャコールグレーの色味一覧
  • 生地と柄は「細かすぎない」ものを

    細かいストライプやヘリンボーンなどの柄は、写真に撮るとチラチラした模様(モアレ)が出ることがあります。無地、または柄が目立たない生地のほうが安心です。

    ヘリンボーン柄のスーツに現れるモアレ現象|ビジネスポートレート撮影での注意点
    江藤耕治
    肉眼では上品に見える細かい柄が、カメラを通すと急に主張してくることがあるんです。「迷ったら無地」を合言葉にしておくと安心ですよ。
  • シャツ・ブラウスは「白または淡い色」でシワなし

    白や淡いブルーは、顔まわりを明るく見せてくれます。前日にアイロンをかけ、当日の移動中にシワが付かないよう注意しましょう。襟の形(型崩れがないか)もあわせて確認すると安心です。

    シワのない白いシャツ|ビジネスポートレート撮影に適したシャツ選び
  • ネクタイ・スカーフ・アクセサリーは控えめに

    ネクタイは、派手な柄よりも無地か小さめの柄が写真では落ち着いて見えます。アクセサリーは、光を反射しやすいものや、動くと揺れる大きなものは避けたほうが無難です。

    ビジネスポートレートに適したネクタイ|紺の無地とえんじの小紋柄
  • サイズ感は「肩・袖・着丈」の3点をチェック

    写真ではサイズの合っていないスーツが目立ちます。肩が落ちていないか、袖が長すぎないか、座ったときにジャケットが不自然に浮かないかを、撮影前に試着して確認しておきましょう。

    サイズの合ったスーツと合っていないスーツの比較|肩・袖・着丈のチェックポイント
  • 髪・メガネ・靴などの細かいところ

    髪の乱れやメガネの反射も、撮影で気になりやすいポイントです。
    ブルーライトカットのメガネは撮影での着用は色付きの反射が酷いので避けた方が良いです。通常のメガネを着用の際はレンズの汚れを拭いておくのはもちろん、必要に応じて撮影中の角度を調整することで反射を抑えられる場合もあります。上半身のみの撮影であれば靴は写りませんが、全身のカットを撮る場合は靴も磨いておきましょう。

    メガネのレンズ反射の有無を比較|ビジネスポートレート撮影での注意点

3. 役員・士業(弁護士)・クリニック院長の服装の考え方

役員・士業(弁護士)・クリニック院長それぞれのビジネスポートレート

立場や業種によって、求められる雰囲気は少しずつ違います。ここでは代表的な3つのケースについて、考え方の目安をご紹介します。

  • 役員・経営者

    会社の代表として、信頼感や安定感を伝えたい場面が多いはずです。基本は、体に合った紺やチャコールグレーのスーツに、白系のシャツという王道の組み合わせがおすすめです。会社の雰囲気によっては、ネクタイなしやジャケットのみのやや柔らかい服装が合うこともあります。採用ページで社員の方の写真とあわせて使う場合は、写真全体のトーンを揃えることも意識してみてください。(採用ページの写真撮影のポイント、オフィスでの撮影についてはコーポレート撮影のページもあわせてご覧ください)

  • 士業(弁護士・税理士・社労士など)

    士業の方のホームページでは、「相談しても大丈夫そう」と感じてもらえる落ち着いた印象が大切です。基本の紺・グレー系のスーツで、清潔感を第一にすると失敗しにくいです。特に弁護士の方は、広告に関するルールが定められている場合があるため、写真の使い方や表現については、所属弁護士会や日本弁護士連合会などの公的な情報をご自身でご確認ください。(弁護士の方向けの撮影についてはこちらのページもご覧ください)

    江藤耕治
    士業の方の写真は、少し固くなりすぎてしまうことも多いです。服装は誠実に、表情は少し柔らかく。この組み合わせが、相談しやすい雰囲気につながりやすいと僕は思っています。
  • クリニック・病院の院長・スタッフ

    院長先生は、スーツのほか、白衣やスクラブなど普段の診療着で撮影する場合もあります。普段の服装のほうが、患者様に「この先生はこういう雰囲気なんだな」と伝わりやすいこともあります。ただし、医療機関のホームページに載せる写真や表現は、医療広告ガイドラインなどの対象になる場合があります(詳しくはこちらの記事や厚生労働省の公式情報をご確認ください)。スタッフの方の写真を撮る場合は、ユニフォームのシワや汚れ、名札の位置をあらかじめチェックしておきましょう。

ビジネスポートレート 服装の考え方まとめ

立場服装の基本事前に確認したいこと
役員・経営者紺・チャコールグレーのスーツ、白系シャツ社員の写真とのトーン、会社の雰囲気
士業・弁護士落ち着いた色のスーツ、清潔感を優先所属団体などの広告に関するルール
クリニック院長スーツ、または白衣・スクラブなど普段の診療着医療広告ガイドライン(厚生労働省)
病院・クリニックのスタッフユニフォームを整えて着用シワ・汚れ・名札の位置
採用ページ用の社員普段の仕事着を整えた自然な服装写真全体のトーンの統一

4. 撮影前日から当日までの準備の流れ

撮影前日にスーツをクリーニングに出して準備している様子

服装は、直前になって慌てると選択肢が少なくなります。少し余裕をもって準備しておくと、当日の気持ちにも余裕が生まれ、表情も自然になります。

1
写真の使い道とイメージを決める
ホームページ、採用ページ、名刺、SNSなど、どこで使うかによって適した服装は変わります。カメラマンとの打ち合わせで、撮影場所や背景のイメージもあわせて共有しておくと、服装の相談がスムーズです。
2
1週間前:着る服を決めて試着する
候補のスーツやシャツを実際に着て、サイズ感やシワ、汚れをチェックします。必要ならクリーニングに出しておきましょう。この時点で「もう1着候補があると安心」と感じたら、予備も用意しておくのがおすすめです。
3
前日:アイロンと持ち物の最終チェック

シャツにアイロンをかけ、ネクタイやアクセサリー、予備のシャツなども一緒にまとめておきます。早めに休んで、顔のむくみや疲れを残さないことも大切です。

江藤耕治
撮影当日の朝にバタバタすると、それが表情に出てしまうことがあります。前日にすべて準備を終えておくだけで、当日のリラックス度がかなり変わりますよ。
4
当日:着替えて最終チェック、あとはカメラマンにお任せ
出張撮影では、オフィスや院内でそのまま撮影に入れます。着替えたあとは、襟元やネクタイ、髪の毛をチェックして、気になる点はその場でカメラマンに相談してください。撮影前の整理整頓についてはこちらの記事も参考にしてみてください。(当日の流れはご依頼から納品まで、料金については料金のページをご覧ください)
江藤耕治
ここまで読んで「結局、何を着ればいいのか迷う…」という方もいらっしゃるかもしれません。
もしご予算が許されるならスタイリストさんを入れることもご検討ください。
服装が決まっていると、緊張も少しほぐれて、いい表情が出やすくなります。準備が整った状態で、気持ちよく撮影当日を迎えていただけたら嬉しいです!
江藤耕治
「撮影の服装、何を着ればいいの?」
と思ったら。

会社のコーポレート撮影、役員・士業の方のビジネスポートレート、病院・クリニックの撮影まで。
アナタテラスでは、出張専門カメラマンとして、撮影当日だけでなく事前のご相談から柔軟にサポートいたします。
まずは「相談だけ」でも構いません。
あなたの魅力が一番伝わる一枚を、一緒に考えてみませんか?

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江藤耕治

フォトグラファー/代表

https://www.anatatelas.com/kozi-etoh
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