【社員プロフィール写真】大人数撮影で写真をそろえるコツ|30人を3時間で撮り切った進め方

30人を3時間で撮り切る、大人数の社員プロフィール写真撮影を成功させる段取りとルール
江藤耕治
こんにちは、アナタテラスの江藤です!
ホームページのスタッフ紹介や採用ページのリニューアルで、「社員全員のプロフィール写真を撮り直したい」というご相談をよくいただきます。
人数が多い撮影は、カメラの腕よりも段取りで結果が決まります。今回は、以前30人を3時間で撮り切ったときの経験も交えながら、大人数のプロフィール写真をきれいにそろえて、時間内に終わらせるコツをお話しします。
この記事のまとめ

社員のプロフィール写真を大人数で一括撮影するときに大切なのは、「撮るカットを事前に絞ること」「写真の雰囲気をそろえるルールを決めること」「当日の追加カットで時間を押さないこと」の3つです。本記事では、30人を3時間で撮り切った実例をもとに、カットの絞り方、写真をそろえるコツ、タイムテーブルの作り方、時間が押す原因と防ぎ方、欠席者や後から入社した方の追加撮影まで、出張専門カメラマンの立場から解説します。

1. 30人を3時間で撮り切れた理由は「カットを絞ったこと」

背景紙とライトを設営し、社員のプロフィール写真を順番に撮影する大人数の撮影

以前、ある企業さまの社員30名のプロフィール写真を、スタジオで3時間かけて撮影しました。単純に計算すると、入れ替えの時間も含めて1人あたり約6分です。

プロフィール写真は、体の向きを変えて「右振り」「左振り」「正面」の3パターンで撮ることが多いのですが、この日は人数が多かったため、ご担当者さまと相談して撮るカットを絞りました。

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「正面」を撮らない、と決めました

実際にホームページで使われるのは、右振りか左振りのどちらかであることがほとんどです。

✔ カットを絞ると
  • 1人あたりの撮影時間が短くなり、人数が多くても予定時間内に収まる。
  • 撮影される方の待ち時間や拘束時間が減り、表情が疲れにくい。
  • 納品後に「どの写真を使うか」で迷う時間も減る。
× 「念のため」で増やすと
  • 1カット増えるだけで、全員分の時間が積み重なる。
  • 後半の方の撮影時間が足りなくなり、仕上がりに差が出やすい。
江藤耕治
この日がうまくいったのは、スタッフの皆さんの人柄と、広報部の方とスタッフの皆さんの関係がとても良かったからです。
逆に最悪だった撮影は撮影の直前に「やっぱり念のため正面も撮ってほしい」となり、その結果スタッフの入り時間・撮影時間が次々にズレて予定時間内に終わらなかった、というケースもあります。何を撮るかを事前に確定しておくことが一番大切です。

2. 社員の写真をきれいにそろえる4つのルール

撮影した社員のプロフィール写真をノートパソコンで並べて、背景や明るさがそろっているか確認する様子

スタッフ紹介ページに写真を並べたとき、一人だけ雰囲気が違うと意外と目立ちます。全員の写真をそろえるために、事前に次の4つを決めておきましょう。

  • ルール1:背景をそろえる

    白やグレーの無地にするのか、オフィスを背景にするのかを決めます。大人数の場合は、背景紙を使うと全員の雰囲気をそろえやすくなります。

  • ルール2:写る範囲(サイズ)をそろえる

    プロフィール写真は、基本的に胸から上の「バストアップ」です。顔の大きさや頭の上の余白をそろえると、並べたときにきれいに見えます。

  • ルール3:体の向きをそろえる

    右振りか左振りか、どちらを使うかを決めておくと、ページに並べたときに視線の向きがそろいます。両方撮っておけば、レイアウトに合わせて選べます。

  • ルール4:服装のルールを伝えておく

    「ジャケット着用」「ネクタイはあり・なし」「制服で撮る」など、服装の基準を全員に事前に伝えておきます。服装の選び方はビジネスポートレートの服装・スーツ選びも参考にしてください。

江藤耕治
ライティング(光の当て方)とカメラの設定は、全員同じ条件で撮影します。同じ日・同じ場所・同じライティングで撮るのが、写真をそろえる一番の近道です。

3. 当日のタイムテーブルの作り方

撮影の順番を待つ社員と、時間割を手に進行を管理するご担当者

大人数の撮影では、「誰が、何時に、どこへ来るか」を決めた時間割(タイムテーブル)が欠かせません。作り方の流れは次のとおりです。

1
撮るカットを決める
右振り・左振り・正面のどれを撮るか、笑顔と真顔の両方が必要かを決めます。ここが決まると、1人あたりの撮影時間が見えてきます。
2
1人あたりの時間を決めて、全員を割り振る
入れ替えの時間も含めて1人あたりの時間を決め、部署ごとなどのまとまりで時間割を組みます。間に少し余裕の時間を入れておくと、遅れが出ても後ろに響きにくくなります。
3
呼び出し役を決める
次の方を呼びに行く担当の方がいると、撮影の合間に待ち時間が生まれません。撮影場所の近くに、次の方が待てるスペースがあるとさらにスムーズです。
4
全員に事前に案内する
撮影時間、場所、服装のルールをまとめて、撮影日の数日前に全員へ案内しておきます。当日の流れはご依頼から納品までもご覧ください。

4. 大人数撮影で時間が押す4つの原因と対策

撮影中の社員の周りに同僚が集まって冷やかし、被写体の表情が強張ってしまう撮影現場の様子

撮影が予定どおりに終わらないとき、原因はだいたい次の4つです。どれも撮影の技術ではなく、当日の進め方で起きます。

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原因2:「あれもこれも」とカットが増えていく

撮った写真の仕上がりが良いと、その場で「予定にないけれどこれも!」と盛り上がることがあります。

✔ 対策
  • 事前に「当日は追加しないカット」を決めておく。
  • どうしても追加したいカットは、全員の撮影が終わってから余った時間で撮る。
江藤耕治
撮影される方や広報部の方に喜んでいただけるのは、カメラマンとしてとても嬉しいことです。ただ、1人のカットが増えると、後半の方の撮影時間がそのぶん削られてしまいます。全員分を撮り終えてから追加する、という順番にするだけで、時間切れはかなり防げます。
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原因3:予定にない「全身カット」が追加される

プロフィール写真は基本的にバストアップですが、当日になって「全身も撮ってもらえますか?」と聞かれることがごく稀にあります。

✔ 対策
  • 全身の写真を使う予定があるかどうかを、事前に確認しておく。
  • 必要な場合は、最初から撮影プランとタイムテーブルに入れておく。
× 当日に追加すると
  • 背景紙やライトの位置を組み直す必要があり、1人分以上の時間がかかる。
  • 全身用の靴や服装の準備ができていないことも多い。

5. 欠席者・後から入社した方の追加撮影

後から入社した社員のプロフィール写真を、最初の撮影と同じ条件で追加撮影する様子

大人数の撮影では、当日お休みの方が出ることもありますし、撮影後に新しく入社される方もいます。あとから追加で撮影するときは、次の点を押さえておくと、最初の写真と雰囲気がそろいます。

  • 最初の撮影の条件を記録しておく

    背景の色、撮影した部屋、写る範囲などを記録しておくと、別の日でも同じ条件で撮影できます。カメラマン側でも撮影時の設定を控えておきます。

  • 同じ場所で撮れるようにしておく

    オフィスの会議室で撮影しておくと、追加の撮影も同じ部屋で再現しやすくなります。オフィスで撮影するメリットはオフィス撮影とスタジオ撮影、今選ぶならどっち?で詳しく書いています。

  • 追加の撮影は数名まとめて

    入社のタイミングに合わせて、何名かまとめて撮影するのがおすすめです。1名ずつより、費用も手間も抑えられます。

撮影時間と費用の目安は料金ページをご覧ください。

江藤耕治
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
大人数のプロフィール撮影は、事前の準備さえできていれば、短い時間でも全員の写真をきれいにそろえられます。逆に言えば、当日の「念のため」や「あれもこれも」が一番の敵です(笑)
何人を、何時間で、どんなカットで撮るか。ご担当者さまと一緒に、無理のない撮影プランを考えますので、まずは気軽にご相談ください。
江藤耕治
社員のプロフィール写真、
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江藤耕治

フォトグラファー/代表

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