「うちのオフィス、狭いけど大丈夫?」出張カメラマンが教える撮影場所選びのコツ

「プロに撮影を頼みたいけれど、おしゃれなオフィスじゃないと映えないのでは?」
「会議室が狭いから恥ずかしい……」

出張撮影のご相談をいただく際、そんな不安の声を耳にします。 でもご安心ください。

実は「映えるオフィス」である必要はありません。 どんな場所にも必ず「撮影スポット」が隠れています。

今回は限られたスペースでも素敵な写真を撮るためのヒントをお伝えします。

1. 必要なのは「一角のスペース」だけ

写真には、オフィス全体が写るわけではありません。 実は四方の整ったスペースがあれば、立派なポートレートや対談シーンが撮影できます。

  • 窓際の明るいコーナー

  • 無地の白い壁面

  • 観葉植物が置いてある一角

こうした「部分」を切り取ることで、背景がすっきりと整理され、主役である「人」が引き立つ写真に仕上がります。

狭くても大丈夫!

この部屋の場合、窓際・白壁・観葉植物を利用した人物撮影はもちろん、ライティング(照明)によって雰囲気も変えられるのでかなりバリエーションが稼げます。
全体を入れるように撮ると狭いと感じますが、全体は入れずスポット的に撮影したり、窓から自然光も入るのでPC作業をしている手元等、素材写真の撮影も可能です。(もし窓がなければライティングして自然光が入っているように撮影します)

サラリーマンがPC作業をしている様子。素材写真もアナタテラス。

素材写真も大事です。

撮影というと人物撮影のみのイメージがあるかもしれませんが、手元のアップの写真は「メリハリ」をつける上で大事な素材となります。
カメラマンが人物撮影のついでに言われなくても素材カットも撮影出来るか?は企業写真に於いても重要です。


2. プロの技術で「日常」を「非日常」に

なぜ、普通のオフィスが写真では格好良く見えるのでしょうか? そこにはプロならではの3つのマジックがあります。

① 「ボケ」を活かして余計なものを消す 高性能なレンズを使い、背景をふんわりとボカすことで「柔らかな背景色」に変えてしまいます。
*但し余計な物は事前に片付けておきましょう

② 光を操り、質感を高める ストロボなどの照明機材を使い、オフィスの蛍光灯だけでは出せない「立体感」や「肌の透明感」を作り出します。たとえ窓のない会議室でも、ドラマチックな演出が可能です。

③ 経験の”場数”が違う なんと言っても最終的にはこれです。弊社(アナタテラス)のような出張撮影専門のカメラマンの場合、白ホリのスタジオのみならず、狭いオフィスや広いオフィス、和室やオフィス街等、常に異なる環境の中で撮影を行なっています。ホワイトボードがあればそれをレフ板代わりに使う事もありますし、大きいモニターやガラスがあれば「映り込み」を警戒して対策しています。ただ、僕がビジネス写真を始めたばかりの頃(約10年前)はそんなこと分かるはずもなく、多くの現場で経験して培った知識や技術になります。

3. 撮影場所を見つけるための簡単チェック

撮影当日までに、社内でこんな場所がないか探してみてください。

  • 自然光が入る場所: 窓際での撮影は、健康的で爽やかな印象を与えます。

  • 奥行きがある場所: 通路の突き当たりなどは、奥行き感が出てプロっぽい仕上がりになります。

  • 会社のカラーがある場所: ロゴ入りの壁や、コーポレートカラーの家具がある場所は、ブランディングに最適です。

もし「見つからない」「面倒くさい」ということであれば、撮影予定の場所の写真を事前に送っていただけますと撮影をスムーズに進めることが出来ます。(写真を送っていただかなくても構いませんが、事前に共有していただいた方が確実に進めることが出来ます)

最後に

「何もない、普通のオフィス」だと思っていても、レンズを通してみると、そこにはその会社らしい温かさや誠実さが溢れています。

「どこで撮ればいいかわからない」という場合は、事前にスマートフォンの写真などでオフィスを見せていただければ、僕たちが最適なスポットをアドバイスさせていただきます。

場所の心配はせず、まずは「どんな雰囲気にしたいか」を一緒に膨らませていきましょう。


お問い合わせはこちらから
江藤耕治

フォトグラファー/代表

https://www.anatatelas.com/kozi-etoh
前へ
前へ

どっちが良い?「マッチングサービス」と「アナタテラス」の法人撮影、3つの違い

次へ
次へ

【採用サイト】や【求人ページ】に「社員の笑顔」だけでは足りない理由