【撮影の見積もり依頼】問い合わせで伝えておくとスムーズなこと|予算・撮りたいもの・イメージ資料

撮影の見積もり依頼|問い合わせで伝えておくとスムーズなこと(予算・撮りたいもの・イメージ資料)
江藤耕治
こんにちは、アナタテラスの江藤です!
撮影を依頼するとき、最初の一歩になるのが「お問い合わせ」です。実はこの最初の問い合わせの内容で、見積もりまでのやり取りのスムーズさが大きく変わります。
今回は、カメラマンの立場から「お問い合わせの時点でこれを書いていただけると本当に助かる」ということを、少し本音も交えてお話しします。
この記事のまとめ

撮影の見積もりを依頼するときに、いちばん書いていただきたいのは「ご予算」です。ご予算が分かると、どの規模で、どのくらいのクオリティを求めているのかがイメージしやすくなり、見積もりのやり取りも最小限で済みます。「予算は先に言わない方が良い」と考える方もいますが、カメラマンの仕事では正直なところ逆効果になることがほとんどです。また、何も決まっていない段階でのご相談も大丈夫ですが、ふわっとしていても「何を撮りたいのか」が決まっていると、見積もりまでがぐっとスムーズになります。撮影したいカットがある程度決まっていて、イメージ資料まで用意されているお問い合わせは、お互いの手間が少なく、安心して撮影に臨めます。本記事では、撮影の問い合わせで伝えておくとスムーズなことを、出張専門カメラマンの立場から解説します。

1. いちばん書いていただきたいのは「ご予算」です

撮影の問い合わせに向けて、ノートに予算をメモしている会社員の手元

お問い合わせの時点で書いていただけると一番助かるのが、ご予算です。

ご予算が分かると、その撮影にどれくらいの規模で、どのくらいのクオリティを求めているのかがイメージしやすくなります。撮影時間、使う機材、スタッフの人数などを、ご予算の中で一番良い形になるように組み立てられるからです。

江藤耕治
カメラマンに依頼する時のご予算は「上限〇万円くらい」「〇万〜〇万円の間で」といった、ざっくりした書き方で大丈夫です。目安が分かるだけで、ご提案の内容がぐっと具体的になります。アナタテラスのご依頼フォームでは、ご予算を必須項目にしています。

2. 予算を書かないと、何が起こるのか

予算の分からない問い合わせメールを前に、頭を抱えて見積もりを考えるカメラマンの後ろ姿

ご予算が書かれていない場合、撮影内容や時間、使用する機材はもちろん、会社の規模なども考慮して見積もりを出すことになります。「この撮影内容で、この会社の規模なら、この撮影時間で、この機材を使って、これくらいのクオリティが良いだろうから、〇円くらいが理想だろう」という具合です。

それで納得していただいてご依頼が確定すれば良いのですが、そうならないことも少なくありません。

お問い合わせの内容見積もりまでの流れやり取りのスムーズさ
ご予算が書いてあるご予算に合わせて、撮影時間や機材を組み立ててご提案できる◎
ご予算が書いていない撮影内容や規模から想像して見積もりを出し、「では〇円でどうですか?」とやり取りが増える△

ご予算が分からないまま金額のやり取りが続くと、相手が何を求めているのかが、こちらもだんだん分からなくなってしまいます。正直なところ、無駄なやり取りが増えることでその撮影に対するモチベーションは確実に下がります。最悪の場合、「何を考えているのか分からない会社だな…」「話が通じないな…」と、お付き合い自体を見送ることもあります。

江藤耕治
撮影料金をとにかく下げたいと言われ続けますと、ほとんどのカメラマンはお断りすると思います。なぜなら、予算に厳し過ぎるクライアントの場合、撮影に対しても無理難題(ご予算に見合わない要望)を容赦無く言ってくる確率が極めて高いからです。言い方に少し棘がありますが、これはカメラマン同士でよく話題になりますし、SNSで他カメラマンの嘆きでもよく見ます。そして僕自身も過去に経験済みですので間違ったことは言ってないと思います。

3. 「予算は先に言わない方が良い」は逆効果

会議室で、企業の担当者とカメラマンが見積もり資料を前に握手をしている様子

「予算は先に言わない方が良い」と、ビジネス書で読んだり、周りの方から聞いたりして、あえて書かずにお問い合わせされているのかもしれません。物販のお仕事や独立したてのカメラマン相手であれば分からなくはないのですが、ある程度場数を踏んでいるカメラマンや弊社アナタテラスの場合は正直なところ逆効果になることがほとんどです。

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ご予算を書くか、書かないかで受け取り方が変わります

カメラマン側の正直な本音です。

× ご予算を書かないと
  • 「相見積もりを取っているのだろうから、とにかく安ければうちでなくても良いということだろう」と受け取れてしまう。
  • カメラマン側も警戒しながらのやり取りになってしまう。(警戒している為、安く見積もりを出すことはまずないです)
✔ 正直にご予算を書いていただくと
  • 警戒せずに、カメラマン側も気持ちよくやり取りができる。(出来ること出来ないことを素直に伝えられます)
  • ご予算の中で、一番良い撮影の形を一緒に考えられる。
  • ご予算上どうしても無理な撮影であれば「無理です」とすぐに返答できる。(お互い無駄なやり取りが発生しません)
江藤耕治
僕は正直な会社が好きです。だからこそ、アナタテラスにご依頼の際はご予算は正直に書いてください。そのほうが、お互いに気持ちよく撮影の準備を進められます。アナタテラスのご依頼フォームでご予算を必須項目にしているのもそのためです。

4. 「何を撮りたいか」が決まっていると、見積もりが早くなります

白背景・オフィス・屋外の緑など、背景の違うプロフィール写真の参考資料を指さして選んでいる様子

「まだ何も決まっていないけど、とりあえず相談したい」という段階でのお問い合わせも、もちろん大丈夫です。ただ、何を撮るのかが分からないと、撮影時間も機材も見積もりも決められないので、お話を伺いながら一緒に決めていくことになります。

ふわっとしていても良いので、何を撮りたいのかが決まっていると、見積もりまでがぐっと早くなります。たとえばプロフィール写真なら、こんな違いがあります。

  • 白背景で撮りたい

    背景紙やライトを用意して、すっきりとしたプロフィール写真に仕上げます。切り抜きでも使用し易いです。

  • オフィスの雰囲気が伝わる背景で撮りたい

    会議室や執務スペースなど、会社らしさが伝わる場所を背景に撮影します。

  • 外で緑を背景に撮りたい

    屋外の自然光や植栽を活かして、明るく柔らかい印象の写真に仕上げます。

どの背景にするかで、必要な機材も撮影時間も変わります。背景の選び方は【プロフィール写真の背景】白・グレー・オフィス、どれを選ぶ?で詳しくご紹介しています。

5. 理想的なお問い合わせは「カット」と「イメージ資料」があること

撮影カットのリストとイメージ資料をデスクに並べて、撮影の準備をしている様子

反対に、とても助かるのが、事前に撮影するカットがある程度決まっていて、撮影カットのイメージ資料まで作成されているお問い合わせです。

何を撮影するのかが明確なので、お互いのやり取りの手間が最小限で済みます。そして僕自身も「この会社さんなら安心できる」と感じます。

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お問い合わせ前に準備しておくとスムーズなこと

すべてそろっていなくても大丈夫です。分かる範囲で書いてください。

✔ 書いていただけると助かること
  • ご予算(ざっくりした目安で大丈夫です)
  • 何を撮りたいか(プロフィール写真、オフィス風景、外観など)と、背景のイメージ
  • 撮影したいカットのリスト
  • 撮影カットのイメージ資料(参考にしたい写真など)
江藤耕治
ここまで準備してくださる会社さんだと、こちらも安心できるので、その分料金や撮影でサービスすることがあります。これはあくまでこちらからのサービスなので、内容は伏せますが、これが意外と好評なんです。

スタンダード・プレミアムのご依頼フォームは、質問に答えていくだけで撮影に必要な内容がそろうようになっています。撮影カットが決まっていない場合は「アナタテラスに相談したい」を選んでいただければ大丈夫です。1〜3時間の撮影なら短時間パックのフォームからお申し込みいただけます。

採用ページの撮影でどんなカットが必要かは採用サイト・求人ページの写真のカットリスト、撮影の時間割の作り方は【香盤表の作り方】企業のホームページ撮影で失敗しない撮影スケジュールの組み方も参考にしてみてください。

江藤耕治
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
少し本音や棘が多めの記事になりましたが、知らずに依頼予定のカメラマンとトラブルになるよりはマシです。
ご予算と撮りたいものを正直に伝えていただくことが、良い撮影へのいちばんの近道です。お問い合わせの段階からしっかり向き合ってくださる会社さんには、僕も全力でお応えします。
撮りたいもののイメージが固まっていなくても、まずはお気軽にお問い合わせください。
江藤耕治
ご予算と撮りたいものを、
そのまま教えてください。

ご予算の目安と、撮りたいもののイメージを伺って、
その中で一番良い撮影の形をご提案します。
カットのリストやイメージ資料があれば、ぜひ添えてください。
まだ何も決まっていない段階でのご相談も大丈夫です。

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江藤耕治

フォトグラファー/代表

https://www.anatatelas.com/kozi-etoh
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